「お正月のお雑煮に使う野菜を、自宅で育ててみたい!」
「小松菜や三つ葉、カブを育てたいけれど、狭いベランダでもできるの?」
そんな方におすすめなのが、複数の野菜を省スペースで育てる「ミックス栽培」です。
2026年11月1日放送のNHK Eテレ『やさいの時間』では、お雑煮に使える小松菜・三つ葉・小カブ・ハツカダイコンを組み合わせた栽培が紹介されました。
お正月に向けて野菜を育てたいと思っても、冬は気温が低く、発芽しなかったり、収穫が間に合わなかったりする心配がありますよね。
しかし、野菜ごとの特徴を理解し、適切な場所に種をまくことで、小さな家庭菜園でも複数の野菜を育てられます。
この記事では、番組で取り上げられたミックス栽培の特徴から、初心者でも実践しやすい種まき・間引き・冬の管理方法まで詳しく解説します。
2027年のお正月に、自分で育てた野菜を使ったお雑煮を楽しみましょう!
NHK『やさいの時間』で紹介!お雑煮野菜のミックス栽培とは?
2026年11月1日(日)午前8時から放送された『やさいの時間』のテーマは、「里山菜園 有機のチカラ お雑煮野菜のミックス栽培」でした。
講師を務めたのは、有機栽培研究家の木村正典さんです。
トラウデン直美さん、牧田習さんとともに、日本の伝統的な年中行事に合わせた野菜づくりが取り上げられました。
今回の特徴は、80cm四方という小さな菜園を4つの区画に分けて栽培することです。
栽培するのは次の4種類です。
- 小松菜:お雑煮の彩りと栄養を補う葉物野菜
- 三つ葉:香りを楽しむ和食に欠かせない野菜
- 小カブ:柔らかい根と葉を食べられる根菜
- ハツカダイコン:比較的短期間で収穫できる根菜
さらに、1月7日の七草がゆにつながるハコベラやゴギョウなども話題になりました。
単に野菜を育てるだけではなく、お正月の食文化と家庭菜園を結びつける内容だったのです。
なぜミックス栽培が初心者におすすめなの?
通常の家庭菜園では、1つの場所に1種類の野菜を育てることが多いでしょう。
一方、ミックス栽培では、性質の異なる野菜を小さな区画に分けて育てます。
それぞれの野菜が必要とする日当たりや株間を確保できれば、限られたスペースを有効に使えます。
ただし、何種類も無理に詰め込むと、日照不足や栄養の奪い合いが起きます。
成功のポイントは、野菜を密集させることではなく、成長に必要な空間を確保しながら組み合わせることです。
小松菜・三つ葉・小カブの育て方と収穫時期
まずは、それぞれの野菜の特徴を比較してみましょう。
| 野菜 | 日当たり | 収穫までの目安 | 育て方のポイント |
|---|---|---|---|
| 小松菜 | 日なた | 約30〜60日 | 間引きと防虫対策 |
| 三つ葉 | 半日陰でも可 | 約50〜70日以上 | 発芽まで乾燥させない |
| 小カブ | 日なた | 約40〜60日 | 根が太る空間を確保 |
| ハツカダイコン | 日なた | 約25〜45日 | 肥大したら早めに収穫 |
※日数は適温期を中心とした一般的な目安です。晩秋から冬は低温や日照不足により、さらに日数がかかる場合があります。
特に注意したいのが三つ葉です。
三つ葉は発芽まで10〜14日程度かかることがあり、11月の種まきでは地域によって生育が遅れます。
11月から育てて元日に収穫する場合、三つ葉は特に余裕のある計画が必要です。
一方、小松菜は寒さに比較的強く、冬の家庭菜園を始める初心者にも向いています。
80cm四方を4分割する配置例
番組で紹介された80cm四方・4区画という考え方を、自宅向けの配置例にすると次のようになります。
北側(奥)
┌──────────┬──────────┐
│ │ │
│ 三つ葉 │ 小松菜 │
│ │ │
│ 乾燥を防ぐ │ 日当たり重視 │
│ │ │
├──────────┼──────────┤
│ │ │
│ 小カブ │ ハツカダイコン │
│ │ │
│ 根の間隔を確保 │ 早めに収穫 │
│ │ │
└──────────┴──────────┘
南側(手前)
全体:80cm × 80cm
1区画:約40cm × 40cm
※番組の実際の配置を再現したものではなく、家庭向けの参考例です。
北側には背の高くなりやすい葉物、南側には日光を確保したい小さな根菜を配置する考え方です。
ベランダでは、深型の60cmプランターを2台使い、それぞれ2種類ずつ育てる方法もおすすめです。
1台だけなら、小松菜・三つ葉・小カブの3種類に絞り、少量ずつ栽培すると管理しやすくなります。
深型60cm菜園プランター
小カブなどの根菜を育てるなら、深さ20〜25cm以上を目安にした、水はけのよい菜園プランターが便利です。
底穴があり、十分な土を入れられるタイプを選びましょう。

小松菜・三つ葉・カブのミックス栽培!初心者向け5ステップ
ここからは、具体的な栽培手順を紹介します。
STEP1:プランターと培養土を準備する
最初に、プランターと土を準備します。
必要なのは、野菜用培養土、種、ジョウロ、移植ごて、必要に応じて鉢底石と防虫ネットです。
初心者は、元肥入りの野菜用培養土を選ぶと肥料の調整が簡単になります。
土を入れるときは、プランターの縁から2〜3cm程度の余裕を残しましょう。
これにより、水やりのときに土があふれるのを防げます。
STEP2:野菜ごとに種をまく
小松菜は浅い溝を作り、種を約1cm間隔でまきます。
種まき後は5mm〜1cm程度の土をかぶせ、軽く押さえます。
三つ葉は、種を一晩水に浸してからまくと発芽をそろえやすくなります。
三つ葉は発芽に光を必要とするため、土を厚くかぶせないことが大切です。
覆土は2〜5mm程度を目安にし、発芽するまで土の表面を乾燥させないようにします。
小カブとハツカダイコンは、根を太らせる野菜です。
種をまいたら薄く土をかぶせ、根が育つ場所を確保できるように間引いていきます。
STEP3:発芽後に間引く
初心者が失敗しやすいのが、間引きをためらってしまうことです。
芽がたくさん出るとうれしくなりますが、そのまま育てると栄養や日光を奪い合います。
最終的な株間の目安は次のとおりです。
- 小松菜:約5〜6cm
- 三つ葉:約5〜8cm
- 小カブ:約8〜10cm
- ハツカダイコン:約5cm
品種によって適切な間隔が異なるため、種袋の説明も確認してください。
葉が重なり始めたら、元気な株を残して間引くことが重要です。
根を傷つけそうな場合は、取り除く苗をハサミで根元から切る方法もあります。
間引いた小松菜やカブの葉は、状態がよければ汁物などに利用できます。
種まきから収穫までの流れ
【種まき】
↓
土を湿らせて種をまく
↓
【発芽】
↓
三つ葉は特に乾燥に注意
↓
【本葉が出る】
↓
混み合った苗を間引く
↓
【株が成長】
↓
日当たり・水分・害虫を確認
↓
【収穫】
↓
小松菜・三つ葉 → 葉を利用
小カブ・ラディッシュ → 根と葉を利用
STEP4:冬の水やりと防寒対策
冬は夏ほど土が乾かないため、水の与えすぎに注意が必要です。
基本は、土の表面を確認して、乾いていたら暖かい日の午前中に水を与えることです。
ただし、発芽前の三つ葉は乾燥に弱いため、特にこまめな確認が必要です。
寒冷地や霜が降りる地域では、不織布や保温資材を活用しましょう。
ビニールトンネルを使用する場合は、晴れた日に内部が高温になりすぎないよう換気します。
また、小松菜やカブはアブラナ科なので、アオムシやコナガなどの害虫に注意が必要です。
STEP5:収穫適期を逃さない
小松菜は草丈20〜25cm程度を収穫の目安にできます。
三つ葉は15〜25cm程度に育ったら、料理に使う分を収穫します。
小カブは根の直径4〜6cm程度を目安に、太ったものから収穫しましょう。
ハツカダイコンも大きくしすぎると、根が割れたり食感が悪くなったりすることがあります。
収穫を遅らせず、食べ頃を逃さないことがポイントです。
おすすめ商品② 小松菜・三つ葉・小カブの種
種は、秋冬の栽培に適した品種を選ぶのがおすすめです。
小松菜は耐寒性のある品種、小カブは早生品種、三つ葉は青ミツバ系などを候補にしましょう。
種袋には地域別のまき時期が記載されているので、購入前に確認してください。

11月から始めてお正月に間に合う?栽培スケジュール
2026年11月上旬から育て始める場合、2027年1月1日までは約2か月あります。
ただし、気温が低くなるにつれて野菜の成長は遅くなります。
中間地や暖地を想定した、おおまかな管理スケジュールを確認してみましょう。
| 時期 | 主な作業 | 注意点 |
|---|---|---|
| 11月上旬 | 種まき・水やり | 種袋のまき時期を確認 |
| 11月中旬 | 発芽確認・間引き | 三つ葉の乾燥に注意 |
| 11月下旬 | 株間調整・防虫対策 | 根菜の間引きを進める |
| 12月上旬 | 生育確認・防寒 | 寒波や霜に備える |
| 12月中旬 | 肥大した根菜から収穫 | 取り遅れに注意 |
| 12月下旬 | 小松菜などを収穫 | 生育が遅ければ購入で補う |
| 1月7日 | 七草がゆを楽しむ | 安全に確認できた食材を使う |
※地域、品種、日照、保温条件によって実際の作業・収穫時期は変わります。
11月の種まきでは何が難しい?
最大の問題は、日数だけでは収穫時期を判断できないことです。
例えば、小松菜は春や秋の適温期には短期間で収穫できますが、低温になると生育期間が長くなります。
三つ葉も発芽に時間がかかるため、年末までに十分な大きさにならない可能性があります。
お正月に必ず収穫したい場合は、秋の早い時期から始めるか、寒さに強い品種と適切な保温方法を組み合わせることが大切です。
11月上旬から挑戦するなら、収穫量が少なくても楽しめる少量栽培を目標にすると無理がありません。
今後、12月の気温が平年より低く推移すれば、露地栽培の収穫が遅れる可能性もあります。
天気予報を確認しながら、防寒対策を調整しましょう。
失敗しない冬の家庭菜園!よくあるトラブルと対策
野菜が育たないときのチェック方法
野菜が育たない
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┌──────┴──────┐
│ │
芽が出ない 芽は出ている
│ │
▼ ▼
土が乾いている? 葉が黄色い?
│ │
▼ ▼
水分を見直す 日照・肥料を確認
│ │
温度は適切? 葉に穴がある?
│ │
▼ ▼
発芽温度を確認 害虫をチェック
│ │
└──────┬──────┘
▼
株間と水はけを確認
▼
対策後の成長を観察
小松菜の葉に穴が開くのはなぜ?
原因として考えられるのは、アオムシやコナガなどの食害です。
種まき直後から防虫ネットを設置し、すき間を作らないようにすると侵入防止に役立ちます。
すでに虫が入り込んでいる場合は、葉裏まで確認して取り除きましょう。
三つ葉が発芽しないのはなぜ?
三つ葉の種は、厚く土をかぶせたり、発芽途中で乾燥させたりすると発芽不良につながります。
また、気温が低すぎると発芽が遅くなることもあります。
薄い覆土、適切な温度、水分の維持の3点を確認しましょう。
カブが丸くならないのはなぜ?
株間が狭すぎると、根が十分に太らないことがあります。
間引きが遅れていないか、日当たりは足りているか、肥料を与えすぎていないか確認してください。
小カブは根の肥大に適した空間を確保することが大切です。
プランター用防虫ネット
小松菜やカブを育てるなら、目の細かい防虫ネットを準備しておくと安心です。
目合い0.6〜1mm程度のネットを候補にし、育てる野菜とプランターに合った大きさを選びましょう。
寒い時期でも害虫がいなくなるとは限らないため、早めの対策がおすすめです。

自分で育てた野菜で作る!お正月のお雑煮
せっかく育てた野菜は、お正月の食卓でおいしく味わいたいですよね。
ここでは、小松菜・三つ葉・小カブを使ったシンプルなお雑煮を紹介します。
材料(2人分)
- 切り餅:2〜4個
- 小松菜:2株程度
- 三つ葉:適量
- 小カブ:1個
- 鶏もも肉:80g程度
- だし汁:500ml
- しょうゆ:小さじ2程度
- 塩:少々
作り方
- 小松菜をよく洗い、下ゆでして食べやすい長さに切ります。
- 小カブは皮の状態を確認し、薄切りにします。
- 鍋にだし汁、鶏肉、小カブを入れ、火が通るまで煮ます。
- しょうゆと塩で味を調え、小松菜を加えます。
- 別に焼くか煮た餅を器に入れ、具材とだし汁を注ぎます。
- 最後に三つ葉を添えて完成です。
三つ葉は仕上げに加えると、特徴的な香りを楽しめます。
自宅で育てた小松菜と三つ葉を少し加えるだけでも、いつものお雑煮が特別な一品になります。
お雑煮は手作り、おせちは通販!お正月準備をもっと手軽に
お雑煮用の野菜を育てる楽しみがある一方、お正月の料理をすべて手作りするのは大変です。
黒豆、数の子、栗きんとん、煮しめなどを一から準備するには、時間も手間もかかります。
そこでおすすめなのが、お雑煮は自家製野菜で手作りし、おせちは通販を活用する方法です。
手作りする料理と購入する料理を分ければ、年末の負担を減らしながら、お正月らしい食卓を用意できます。
匠本舗|料亭監修のおせちで華やかなお正月に
匠本舗は、全国の料亭や料理人が監修したおせちを取り扱う通販サービスです。
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公式サイトでは、2027年のお正月向け商品も紹介されています。
自家製野菜のお雑煮と料亭監修のおせちを組み合わせれば、準備の負担を減らしながら華やかな食卓を楽しめます。
冷蔵おせちを中心に取り扱っていますが、購入前には商品ごとの配送方法、消費期限、内容量を確認しましょう。
おせち選びで迷っている方は、こちらの比較記事も参考になります。
2027年おせちのおすすめ7社を徹底比較!人数・味・配送方法で選ぶ
かに本舗|お正月の鍋料理にもおすすめ
もう一つ、お正月のごちそうとして検討したいのが、かに本舗です。
かに本舗では、ズワイガニを中心に、むき身や半むき身、ボイル済みなど、用途に合わせた商品を取り扱っています。
家族で鍋料理を楽しみたい場合は、下処理の手間が少ないタイプを選ぶのもよいでしょう。
自宅で育てた小松菜やカブの葉をかに鍋に加えれば、育てた野菜を別の料理でも楽しめます。
購入する際は、生食用か加熱用か、解凍方法、内容量を必ず確認してください。
おせちと組み合わせる料理を考えている方は、2027年のおせち通販比較はこちらもご覧ください。
ミックス栽培が向いている人・向いていない人
こんな方におすすめ!
- ベランダで家庭菜園を始めたい人
- お正月に向けて季節の野菜を育てたい人
- 子どもと一緒に植物の成長を観察したい人
- 一度に少量ずつ複数の野菜を収穫したい人
- 冬でも楽しめる趣味を探している人
特に、広い畑がなくても、野菜を育てる楽しみを味わいたい方におすすめです。
注意したい人は?
一方、冬に日光がほとんど当たらない場所や、土が凍結しやすい寒冷地では、通常の露地・ベランダ栽培が難しくなる場合があります。
元日に必ず大量の野菜を収穫したい方にも、11月からの種まきは不確実性があります。
その場合は無理に収穫を目指さず、育った分だけ使い、足りない野菜を購入する方法がおすすめです。
お雑煮野菜の栽培でよくある質問
Q. プランター1つで3種類の野菜を育てられますか?
育てられますが、収穫量は少なくなります。
60cm程度の深型プランターを区切り、小松菜・三つ葉・小カブを少量ずつ育てる方法があります。
ただし、それぞれの根が育つ場所と株間を確保してください。
Q. 11月から家庭菜園を始めても間に合いますか?
中間地や暖地では、品種や保温条件によって年末に収穫できる可能性があります。
ただし、寒冷地や日当たりの悪い場所では成長が遅れるため、元日に間に合うとは限りません。
Q. 三つ葉は室内でも栽培できますか?
日光が入る明るい窓辺などで育てる方法もあります。
ただし、光量不足では茎が細く伸びたり、生育が遅くなったりすることがあります。
室内でも日照、温度、通気性を確認してください。
Q. カブの葉も食べられますか?
はい、食べられます。
状態のよいカブの葉は、みそ汁、炒め物、ふりかけなどに利用できます。
よく洗い、適切に加熱調理すると安心です。
Q. 七草がゆの野草も自宅で育てられますか?
ハコベラやゴギョウなどを育てることはできます。
ただし、食用植物を正確に見分ける必要があります。
種類を確実に確認できない野草や、農薬などの付着が疑われる場所で採取した野草は食べないでください。
初心者は、市販の食用七草セットを利用する方法もあります。
まとめ|小松菜・三つ葉・カブを育てて2027年のお正月を楽しもう!
2026年11月1日放送のNHK『やさいの時間』では、お雑煮用の野菜を小さな区画で育てるミックス栽培が取り上げられました。
今回のポイントを振り返りましょう。
- 80cm四方の菜園を4分割して複数の野菜を育てる
- 小松菜は間引きと防虫対策が重要
- 三つ葉は薄い覆土と発芽までの水分管理がポイント
- 小カブは根が太るための株間を確保する
- 冬の収穫は気温と日照によって遅れることがある
一度に大量の野菜を収穫することだけが、家庭菜園の楽しみではありません。
毎日の成長を観察し、少しずつ収穫した野菜を料理に使うことにも大きな魅力があります。
2027年のお正月には、自宅で育てた小松菜や三つ葉を使ったお雑煮に挑戦してみてはいかがでしょうか。
また、料理の準備を効率よく進めたい方は、通販のおせちを上手に活用するのもおすすめです。
2027年のおせちおすすめ7社の比較記事はこちらから、人数や料理の好みに合うおせちを探せます。
まずは種とプランターを準備して、小さな家庭菜園から始めてみましょう!


