フジテレビがかつてない大混乱に陥っている。27日に開かれた元SMAP・中居正広氏(52)の女性トラブル対応をめぐる記者会見では、報道陣から厳しい質問が飛び交った。
しかし、その場に〝フジのドン〟こと日枝久相談役(87)の姿はなかった。
社内では、「なぜ日枝氏が出席しないのか?」という不満が爆発。
これに対し、経営陣は答えを濁すばかり。
さらにフジテレビ労働組合が提出した「日枝氏の会見出席」を求める意見書も完全にスルーされ、社員たちの怒りは頂点に達している。
ついにストライキ断行!? 労組の組合員が急増
フジテレビの労組は、これまで約80人程度の組合員しかいなかった。
しかし、今回の一連の騒動を受け、わずか数週間で組合員数は500人以上に急増。
これは、経営陣への信頼が完全に失われたことの証拠だ。
「労組に入ると出世コースから外される」――そんな噂が社内に広がっていたため、これまでフジの労組はほとんど機能していなかった。
だが、今回ばかりは社員も黙っていられなかったようだ。
「今まではみんな静観していたけど、CMスポンサーが撤退し、視聴者からの批判も激化。
これ以上このままでは会社が潰れてしまう。経営陣の責任を追及しなければならない」(フジ社員)
労組は「緊急事態だ。ストライキも辞さない」とし、経営陣の総退陣を求める動きが強まっている。
スポンサー撤退が止まらない…フジテレビの存亡危機
27日の記者会見が行われた翌日、子供用品大手「西松屋」は「フジテレビへのCM出稿を当面見合わせる」と公式発表。もともと「サザエさん」のスポンサーを務めていたが、これで完全に撤退することとなった。
また、大手企業数社が2月分のCM出稿をキャンセル。
会見を開いたにもかかわらず、スポンサーが戻る気配は一向にない。
企業にとって「炎上リスク」が大きすぎると判断されているようだ。
「視聴率が低迷しているだけでなく、スポンサー離れも進んでいる。社員たちは自分たちの給料や雇用がどうなるのか、不安に思っている」(フジ関係者)
経営陣はこの状況をどう打破するつもりなのか、未だ明確な対応策は示されていない。
労組 vs 経営陣!フジテレビはどうなる?
今回の事態は、単なる内紛では済まされないレベルに達している。
SNSでも「フジテレビ崩壊か?」「ストライキ決行したら歴史的瞬間」などの声が飛び交っており、日本のメディア業界に激震が走っている。
また、「自分が作った労働組合に追い込まれるとは、日枝氏にとって皮肉な話だ」といった声も多く、社内外からも「時代の変化に対応できないトップの責任を問うべき」との意見が強まっている。
労組がストライキを決行すれば、フジテレビの放送が大幅に制限される可能性がある。
「カラーバーが流れるフジテレビを見られるかも…?」と期待する声すら上がっているほどだ。
果たして、フジテレビ労組は本当にストライキを決行するのか?
そして、経営陣はこの危機を乗り越えることができるのか?
フジテレビの未来が今、揺れている。