バイクのことを「単車」と呼ぶのは……なぜなのか?

バイクのことを「単車」と呼ぶことがありますよね。でもバイクは二輪車で、車輪が前後に二つある。。。それなのになぜ、「単車」というのだろうか?

 

語源はサイドカー!?

バイクの一種に、横にボートのような形をした車両をつけたものがあり、その側面の車両はサイドカー(側車そくしゃ)と呼ばれています。バイクを「単車」と呼ぶのは、そのサイドカーつきのバイクからきているわけです。昔はサイドカーつきのバイクがけっこう多くて、それに対し、サイドカーがないバイクを単独の二輪車という意味で「単車」と呼んでいたのが、バイクを意味する単車の語源となっているようです。

 

サイドカーの発祥は、19世紀初頭のヨーロッパ(イギリス・フランス)だそうです。当初、サイドカーは「ス リーホイラー」とも呼ばれ、その名の通り、三輪バイクのようなものが原型で、利便性と荷物の可搬性などをバイクとして追求したことにより生み出されたそ うです。第一次世界大戦から第二次世界大戦初期にサイドカーの性能は頂点に達し、当時ナチス・ドイツは軍用四輪自動車が慢性的に不足、その四輪自動車の数量不足を補うために生産コストが安く、3名の兵員を輸送できるサイドカーを積極的に採用し、偵察や兵員輸送に多用し、BMW-R71型やBMW-R75型など、後生に名を残す名車を生みました。

 

つまりその時代のバイクには必ずといっていいほど、サイドカーというものが付いて、バイクとサイドカーはワンセットで1台の乗り物として数えられていましたから、サイドカーをはずして走るようになったときに、 人々はサイドカーなしを強調するために、 「単独の車」略して「単車」と呼ぶようになったのです。「バイク」と 「単車」響きがえらい違いですよね。

 

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安全に乗りこなすために

ところでそのバイク(単車)ですが、自転車よりも早く走行することができて、自動車よりも機動性に優れた乗り物です。そのため、スマートな走行が実現します。しかし、その反面で2輪であるがゆえに少なからず走行における安定性が問題になります。とはいえ、正しい乗り方を知ってマスターすれば安全で快適な走りが実現します。ここでは、バイクの基本的な乗車姿勢とコーナーリングについて説明します。まず、自分の身体の大きさに合ったバイクを選んで乗るようにします。基準は、倒れている車体を自力で起こせるかどうかです。自力で起こせるなら、そのバイクを乗りこなせるといえます

 

座席にまたがったら、肩の力を抜きます。上半身をリラックスさせた姿勢が、安全に走行するにあたって重要なポイントになります。運転には集中力が必要です。その集中力を持続させるためには、リラックスして疲れにくい乗車体勢が不可欠です。肩や腕に力が入っていると、なめらかなハンドル操作が不可能になって疲れやすくなります。それゆえ、長時間の運転も楽です。そして、下半身は内腿全体で車体を包み込むようにして固定します。そうすると、車体の安定性が増します。

 

コーナーリングの楽しさ

また、コーナーリングの際には車体とともに身体を傾けてバランスをとります。では、なぜ傾ける必要があるのでしょうか。それは、重力と遠心力が関係しています。バイクは、車体が小さいゆえにコーナーリングの際の重力や遠心力の影響を受けやすい乗り物です。モノには、常に重力が働いています。この重力とコーナーリングの際に車体にかかる遠心力をバランスよく保つことによって、安定した走行が可能になります。それゆえ、曲がる際には車体とともに身体を傾けて全体のバランスを取ります。これを、「バンクさせる」と呼びます。逆に、重力と遠心力を均衡に保てないと転倒する恐れがあります。バンクさせる角度は、コーナーリングの角度が鋭ければ鋭いほど深くなります。

 

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